東京のタワーマンションに住むなら賃貸?購入?人気の最上階からの景色や、ジムやプール付きまで!固定資産税も解説。

タワーマンションと一口に言っても、お金持ちや社会的地位の高い人が住んでいそう・夜景が綺麗・共有設備が豪華・エントランスが綺麗など、人によってイメージすることは違うはず。中には、憧れがあるけれど本当に住んでもいいの?と疑問に思っている方も多いことでしょう。

そこで今回はエリアを東京に絞り、タワーマンションについて徹底解説。人気の理由から住み心地、メリットやデメリットまで詳しくご紹介します。

タワーマンションで一流の住み心地を体感

毎晩、誰にも邪魔されない完全プライベートな夜景を堪能できるタワーマンション。都心でありながら緑が多く日当たりも確保でき、非日常と日常を満喫できるタワーマンション。

駅前の再開発により建てられることが多いため利便性にも優れており、今やハイステイタスの象徴となりつつあるタワーマンションですが、実はタワーマンションという言葉には明確な定義がないのを知っていましたか?

現在タワーマンションと呼ばれているのは「高さ60mを超える建造物」。つまり20階以上の超高層建築物です。物件により差異はあるものの、24時間365日あらゆるサービスに対応してくれる専属のコンシェルジュがいたり、来客の際に使用できるパーティールームやゲストルーム、ジムやバーなどの共有施設のほかスーパーやクリニック、さらには保育園があったりと、まさに一流の人が住むのにふさわしい完璧な住み心地を提供してくれます。

ウォーターフロントエリアはタワーマンションの中でも大人気。観光スポットにも劣らない最高の夜景と景色が目の前に

タワーマンション最大の魅力といえば、やはり目の前に広がるその景色でしょう。東京湾を見渡せるウォーターフロントエリアは特に人気のスポットであり、昼はたっぷりの太陽光とともに人混みとは無縁な都会の中にあるオアシスを味わい、夜は都心らしい宝石のようなまばゆい光を放つ夜景を楽しむ。誰もが魅了される美しい夜景をみるためにわざわざ遠出する必要がなく、自宅が最高の夜景スポットに早変わりします。

そして近隣に景色を邪魔する建物がないということは、周囲からの視線を気にする必要もありません。シャンパン片手に花火鑑賞、なんてセレブリティな暮らしも夢ではなくなり、東京の大パノラマはもうあなただけのものです。

絶景を活かすためのインテリアにもこだわれば、よりタワーマンション住まいの魅力を味わい尽くせること間違いなし。夜景も部屋の一部だととらえれば、まるで宙に浮いているかのような開放的なお部屋から誰かを呼びたくなるような幻想的な空間まで、自由にコーディネートできるでしょう。

タワーマンション内格差は本当?最上階・高層階・低層階の違いとは

同じタワーマンションといえども、「最上階」「高層階」「低層階」で周りを取り囲む環境は一変。階が上がるごとに眺望がよくなるのはもちろんですが、それと同時に価格も上昇。エレベーターで一緒になった住民よりも、上の階のボタンを押すときに優越感に浸れるという声があるほど、タワーマンションならではの格差が存在します。

見晴らしが断トツで素晴らしいだけでなく、日当たりがよく他住民の生活音も聞こえづらい、まるで一戸建てに住んでいるかのような最上階は、タワーマンション内でもトップクラスのステータス。部屋の方角や位置、周囲にどんな建物があるかなども考慮しておくと、最上階の中でも一線を画した暮らしが手に入ります。

しかし、中価格帯が多い低層階だからといって、高層階や最上階に劣っているわけではありません。低層階でも最上階や高層階同様、タワーマンション内の共有施設は使用でき、さらにはエレベーターを使用しなくて済むため、朝のエレベーター待ちもなし。停電になっても階段であっという間に帰宅できますので、体力のない方や小さいお子様がいても安心です。比較的手の届きやすい価格もあり、長期的に考えると低層階のほうが住みやすいケースもあります。

一概に、「最上階や高層階がいい」と決めつけるのではなく、タワーマンションに住み続けたい方は低層物件、眺望を独り占めしたい優雅な生活を送りたい方は最上や高層物件に住むというように、暮らし方やニーズに合わせて上手くタワーマンションと向き合うことが重要になりそうです。

パーティールームやゲストルームでおもてなしも。タワーマンションの共有施設は多種多様

豪華な共有施設が充実しているのも、タワーマンションの魅力の1つです。眺望のいい上層階のパーティールームで、誕生パーティーやママ会、異業種交流会などのパーティーを行い、遠方から来てくれた友人にはゲストルームで歓迎。タワーマンションの住民以外は使用できない共有施設を最大限生かし、とっておきのおもてなしをしてみるのもいいでしょう。

基本的には住民しか借りられないパーティールーム。試しにパーティールームを使用してみたいと思ったら、タワーマンション住まいの知り合いが開催するパーティーに足を運んでみるのがおすすめです。しかし中には、イベント会場として貸し出されている場合もありますので、そちらを上手く活用してみると憧れのパーティールームを体験することもできます。

最近ではタワーマンションも多様化しており、ライフスタイルにあった共有施設を設置している物件も。音楽スタジオやシアタールーム、ファミリー層向けにキッズルーム・保育園・ライブラリー、シニア層向けにワインセラー・リラクゼーションルーム・茶室など、非日常的なものから日常的に使えるものまで登場しています。

タワーマンション内にジムがあれば防犯面でも安心。自然と運動習慣が身につくかも

共有施設としてジムが備わっている物件も多く、ジム付きタワーマンションであれば一般的なフィットネスクラブ違い、基本的に入会金や月額料金の支払いは必要ありません。管理費としてジムの使用料も含まれているため、入居するだけでジムにも通えてしまいます。

さらにタワーマンション内にジムがあることで、移動を最小限に抑えられ、服装に気を使うことも少なくなるはず。そして使用者は一定以上のステータスを持った住民のみのため、防犯面でも安心です。身体を動かしたいと思ったときに必要な道具だけサッと持ち出し、素早く移動。なかなか運動する機会がない方でも、気軽に身体を動かしてリフレッシュできていいこと尽くめです。

タワーマンションのメリットとデメリット。日当たりや地震はどう影響するの?

日照不足に悩まずに済むのも、数あるタワーマンションのメリットの一部。周囲に遮る建物がないため北向きでも十分な日光が入りやすく、南向きの部屋に執着せずとも日中は電気をつけなくてもいいほど明るい部屋を確保できます。また気密性が高く、高層階であれば必然的に虫が侵入しにくいのもポイントです。

逆にデメリットと言えば、地震の際に建物自体が揺れやすいこと。また高層階になるほど風の影響を受けやすく、風の弱い日にしか洗濯物を外に干せないなんてこともあります

しかし地震の揺れに関して言えば、1981年に適用された新耐震基準を満たしているタワーマンションであれば、震度6強の大型地震が起こっても倒壊しないようにできています。さらに耐震構造に加え、揺れを吸収する制振構造や、揺れを建物に伝えにくくする免震構造を適用することで、さらなる地震対策を行っているタワーマンションも存在。人気の「勝どきザ・タワー」「ドゥ・トゥール」「ザ・トヨスタワー」「ザ・パークハウス晴海タワーズ クロノレジデンス」なども地震対策に力を入れています。

また中古物件の購入を検討されている方は、築年数や建てられた時期をチェックし、新耐震基準がされている1981年以降に建てられているか確認しておきたいところです。

シェアハウスなら憧れのタワーマンション暮らしも夢じゃない。モデルルームに行く前には事前資料を要チェック

富の象徴とも言えるタワーマンション。家賃もそれだけ高く、1ヵ月の家賃が1Kで15万円以上する物件や、1LDK60㎡で30万円プラス管理費が3万円するなんて物件もあり、なかなか住む機会がないと諦めている方もいらっしゃることでしょう。しかしシェアハウスという手段を使えば現在の収入とのギャップを感じることなく、都内の高級タワーマンションに住むことも夢ではありません。

2人でシェアすれば通常の半額で豪華なタワーマンションに住めるだけでなく、ジムやパーティールームやスパ等の共有施設も使用可能。異性の立ち入り禁止、友人宿泊は要事前連絡などの厳格なハウスルール、女性限定や最低6ヵ月以上の契約期間などの入居条件が設けられている場合もありますので、シェアハウスに不安を抱いている方でも入居しやすいのがタワーマンションと言えるでしょう。

定期的にパーティーなどのイベントが開催されたり、7ヵ月分の家賃が無料になるといったキャンペーンがあったりすることも。シェアハウスの中でもタワーマンションのシェアハウスは人気が高いため、お目当ての物件を見つけたら、早めにチェックしておくことをおすすめします。

また、より気軽にタワーマンションの雰囲気を味わいたい方や、本格的にタワーマンションでの暮らしを考えている方はモデルルームの見学会に足を運んでみるのも得策です。

しかし何の事前情報もなく、モデルルームに行くのは最善策ではありません。まずは事前に資料を請求し、譲れない条件を入念に確認した上でモデルルームへのステップを踏みましょう。

モデルルームに力を入れている物件も多く、コンセプトの違う4つの部屋を見学できたりと360度シアターで空中クルーズを堪能できたりとまるでアトラクションのようなタワーマンションまで存在します。しかしモデルルームは売り手優位。あくまで部屋をより魅力的にみせるための広告だと割り切り、キッチンやお風呂等の細かな設備のチェックを忘れないように心がけて下さい。

じっくり見学しようとなると、2時間~3時間ほどの時間を要します。時間に余裕を持ち、10時または13時からの見学がベストです。また土日は混みあうタイミングですので、予約ができる物件では予約制度を活用し、そうでない場合は平日に出向くのがいいでしょう。

賃貸・分譲・中古物件を購入?タワーマンションに住むなら得なのはコレ

賃貸物件として借りるのがいいのか分譲物件を購入したほうがいいのか。はたまた中古物件がいいのか。実際にタワーマンションに住むとなったら、避けては通れない問題です。今までは分譲型が多い傾向にありましたが、利益や不動産ディベロッパーの事情から賃貸や中古物件も増えています。

分譲や中古のメリットと言えば、やはり自分の好きなようにお部屋のリフォームやリノベーションができること。また立ち退きの心配がなく、特に60代以降の高齢になると賃貸物件を借りにくくなってしまいますが、購入していれば一生安心して住み続けられます。そしてなんと言っても、不動産価値が落ちにくいタワーマンションだからこそ、分譲や中古物件を購入しておくのは大きな利点です。

しかしいきなり高額な分譲物件を購入するのは、やはりハイリスク。またライフステージの変化とともに、使わなくなる共有施設が出てくることも。小さなお子様がいるときにファミリー層向けのタワーマンションを購入しても、お子様が年齢を重ねるごとに保育所やキッズスペースは使わなくなり、使用しない共有施設のために管理費を払い続けることにもなりかねません。

そんなときには賃貸物件を使いこなすのが賢い手です。すぐにでも引っ越しできるため、ライフスタイルに合わなくなった、住民との生活リズムの相違が出てきたなどの場合でも容易に対応可能。また長期的にみれば分譲のほうが得ですが、短期・中期的に考えれば賃貸のほうが得な上に、初期費用も抑えられます。

平成29年からタワーマンションの固定資産税が見直しに。上層階ほど税金アップ

 

平成29年度税制改正により、タワーマンションにおける固定資産税の見直しが行われたのがご存知でしょうか。改正前は階数に関係なく、床面積に応じて皆平等に固定資産税が課税されていましたが、今回の改正により、高層階に住んでいるほど税金の負担額が増えることになりました。結果、階層による格差があるということが表面化され、タワーマンションの上層階に住むという格式の高さが明確になったとも言えます。

一方で中層階は据え置き、低層階になるほど減税となりますので、今まで以上にタワーマンションに住みやすくなったともとらえられるでしょう。

ちなみにこの税制が適用されるのは、新築のタワーマンションのみ。平成29年4月1日以前に建てられたタワーマンションでは、引き続き今まで通りの税制が適用されます。ただ平成29年4月1日以降に青田売りされている物件においては、課税対象となることがありますので注意が必要です。

まとめ

今回は東京のタワーマンションを徹底検証してみましたが、いかがでしたか。皆様の住まい選びの参考になれば幸いです。